借用書奪おうと睡眠薬、飲まされた男性死傷事故

 岡山県浅口市で5月、2人がワゴン車にはねられ死傷した事故で、県警玉島署は1日、運転していた男性(70)に睡眠薬を飲ませ、事故を誘発した疑いで逮捕していた同県倉敷市老松町、無職石原芳子被告(59)(傷害罪で起訴)を、男性から1000万円をだまし取ったとして詐欺などの疑いで再逮捕、友人の同市中島、無職藤本富美子容疑者(55)を同容疑で逮捕した。/p>

 事故について、岡山地検倉敷支部は同日、石原被告を重過失致死傷罪で起訴した。/p>

 発表によると、石原被告と藤本容疑者は共謀。石原被告は藤本容疑者から紹介された男性に「孫の心臓移植手術費用を貸して」などとうそを言い、500万円の借用証書2枚をわたし、金をだまし取った疑い。/p>

 石原被告は容疑を認め、藤本容疑者は否認。捜査関係者によると、石原被告は「薬で眠らせ、借用証書を取り返そうとした」との供述をしているという。/p>

 県警などによると、石原被告は5月13日、同県里庄町の男性宅で睡眠薬を混ぜた清涼飲料水を飲ませたとされる。男性はすぐに眠らず、石原被告は男性の車で帰路についたが、途中、蛇行運転をするなど危険を感じ、車を降りたという。その約10分後、男性の車が歩道に突っ込み、散歩中の女性(当時71歳)を死なせ、孫の男児(3)に重傷を負わせる事故が起きた。/p>

 この事故で、男性は自動車運転過失致死傷容疑で逮捕、送検されたが、同支部はこの日、嫌疑不十分で不起訴とした。/p>

(2011年7月1日21時03分 読売新聞)

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