「被災地支援」装い詐取 川崎・多摩 振り込め被害2200万円

 川崎市多摩区で一人暮らしの八十代女性が、「被災地支援のために会社の金を使い込んだ」などと孫に成り済ました男らから、三回にわたり計二千二百万円をだまし取られていたことが十四日、県警などへの取材で分かった。県警は振り込め詐欺事件として捜査している。県警によると、一日当たりの被害額としては、今年に入り県内で最も大きいという。

 捜査幹部によると、被害があったのは今月四日。女性は朝、自宅で孫を装った男から電話を受けた。

 女性の家族によると、この電話は「地震で被災した東北地方の人たちに暖房器具を買って渡してあげたいが、仕入れに会社の金を使ってしまった。金を貸してほしい」という内容だった。

 捜査関係者によると、その後、午前十一時半~午後三時ごろのわずか三時間半に、男から電話で「足りない」と言われるままに金融機関を往復して計二千二百万円を引き出し、七百万円、五百万円、一千万円の三回にわたり、孫の代理人を名乗る男に自宅や自宅近くの路上で手渡した。

 代理人と名乗る男は二人おり、一人ずつ女性を訪ねたという。

 同日夕、女性が孫(32)の携帯電話に直接連絡し、だまされたことに気付いた。女性が金を引き出す際、金融機関の職員らは「振り込め詐欺ではないか」と説得していたが、女性は本当の孫だと信じ切っていたという。

2011年10月15日

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