4000万詐欺容疑で6人逮捕 社債購入持ち掛け、県警など

 「CSコミュニケーションズ」という活動実態のない会社の社債購入を持ち掛け、現金をだまし取ったとして、県警生活環境課と山形署などは18日、詐欺の疑いで北海道や首都圏の男女6人を逮捕した。逮捕容疑を含め、少なくとも国内各地の女性5人から約7000万円をだまし取っていたとみており、県警は全容解明を急ぐ。

 逮捕されたのは▽札幌市中央区、会社役員吉田智至(ともゆき)(47)▽東京都品川区、職業不詳福島淳(30)▽川崎市幸区、同田辺匠(29)▽相模原市中央区、同渡部渉(23)▽東京都台東区、同森脇祐司(36)▽同足立区、同間宮茜(26)-の6容疑者。

 6人の逮捕容疑は、今年7月上旬~9月中旬、山形県外の無職女性(79)にCS社がIT産業で、NTTと提携しているなどとうそをいい、社債購入代金として現金4000万円をだまし取った疑い。

 県警によると、吉田容疑者は容疑について「分からない」と否認しており、他の5人は黙秘している。CS社は札幌市内に本社を置いているが、登記内容のコールセンター代理業などの活動実態はない。同社社長の吉田容疑者は、顧客名簿を基に勧誘パンフレットを札幌から発送する役割。他の5人はパンフレットが届いた顧客に、東京都内の事務所でCS社の社員を名乗り「100万円の社債を買うと年8%利息が付く」などと購入勧誘の電話をしていたという。また社債購入の意欲が高まるよう、投資家などを装って被害者宅に電話し「(同社が)有名で、社債を買うともうかる」「社債購入後は譲ってほしい」などと話していたとみている。

 米沢署に今年1月、東京都内のインターネット関連の「JUMBO」社の社債を購入したが、利息が払い込まれなくなり、連絡も取れなくなった-と置賜地方の女性が相談。県警がJUMBO社の実態を捜査したところ、CS社との関連が判明、6人の容疑が浮上した。

 JUMBO社に関する捜査の過程で、虚偽の会社登記があったことも分かり、県警は18日、埼玉県草加市、同社社長武田昌敏容疑者(36)を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕した。逮捕容疑は、昨年8月上旬ごろ、東京法務局新宿出張所に、預金通帳の入金記録を偽造するなどした虚偽の書類を会社変更登記申請書に添えて提出した疑い。

2011年11月19日 08:53

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