岡山70代、出会い系被害4300万円

■サクラ使い「交際を」「大金あげる」

 岡山市内の男性が出会い系サイトを通じて約4千万円をだまし取られたとして、岡山弁護士会の弁護士でつくる「出会い系等被害対策弁護団」がサイト運営会社に返金を求めている。応じない場合は詐欺容疑で刑事告訴を検討しているといい、「トラブルが増えている。早めに相談してほしい」と注意を呼びかける。

 被害に遭ったのは岡山市の70代男性。昨年9月、出会い系サイトに登録しているという女性から突然、サイト内にある自分が持っている特典を譲りたいという趣旨の電子メールが送られてきた。男性が返信すると、複数の出会い系サイトを通じて様々な女性から「時間やお金をもて余している」などというメールが届いたという。

 サイト側からも「多額の収入が入る特典があるからお金を振り込んでください」などのメールが送られてきた。男性が1万円を振り込むと、徐々に金額は増え、やがて100万円以上に。男性は今年10月までに計約60回、指定された複数の口座に計約4300万円を振り込んだという。

 男性は「これまで払った金を取り戻したかった」と弁護士に説明。弁護団は「金欲につけ込んだ悪質な手口で、明らかに詐欺だ」と指摘している。

 弁護団によると、出会い系サイトの運営者が「サクラ」を使い、「交際してほしい」「大金をあげる」など甘言を用いたメールを出させ、高額な料金を支払わせるなどの被害が相次いでいる。国民生活センターなどに寄せられる相談は2007年度以降、1年で約3万件ほどあるという。

2011年12月14日

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