銀行口座を狙うフィッシングが猛威

被害額は1000万円以上、偽メールとウイルスで「乱数表」を盗み出す

 2011年7月末から、国内の銀行をかたるフィッシング詐欺が相次いで報告されている。特徴は、ウイルス(悪質なプログラム)を使って、インターネットバンキングサービスで利用する乱数表(暗証カード)などの情報を盗もうとすること。総額で1000万円を超える被害が出ているという。銀行がメールで暗証番号などを尋ねることは決してないので、だまされないように注意してほしい。

 フィッシング詐欺(以下、フィッシング)とは、有名な企業・組織をかたった偽メールや偽サイトでユーザーをだまし、個人情報を盗むネット詐欺のこと。偽メールを使って偽サイトに誘導し、個人情報を入力させるのが常とう手段だ。

 今回報告されている手口の多くでは、偽サイトを使わない。偽メールにウイルスを添付し、そのウイルスに暗証番号などの入力画面を表示させる(図1)。ここで入力した情報は、インターネットを通じて攻撃者に送信される。

2011年12月28日元の記事

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