サイバー犯罪被害、トラブル激増 県警が警戒呼び掛け

 クレジットカードの暗証番号などを盗み出す「フィッシング」やオークション詐欺など、インターネットをめぐる被害やトラブルの相談が県内で激増している。県警はウイルス対策ソフトの導入などとともに、ネット上に出回る情報そのものへの警戒を呼び掛けている。 (池田宏之)

 県警に二〇一〇年に寄せられたネットに絡む相談は三千二百六十一件で、〇九年より約千百件増えた。一一年も増え続け、十一月末時点で前年同期を三百件以上上回った。〇九~一一年で増加した相談の約八割は、ネットオークションや商品販売での被害、不正アクセスなどで占められている。

 県警サイバー犯罪対策課によると、被害者の中には、パソコンの基本ソフト(OS)の更新やウイルス対策ソフトの導入を怠っていた人が多い。さらに同課は「ネットには、人をだます目的の情報も出回っていることをしっかり認識してほしい」と話している。

 一一年のネット絡みの犯罪の取り締まり状況は、十一月末までで二百十三件。前年同期より約三割減ったが減少分は性犯罪がほとんどという。同課は「フィッシングなどの詐欺が減っているわけではない」と警告する。

 県警は昨年八月、ネット上に出回っているクレジットカード情報を業界側に通報するシステムを全国で初めて導入し、通報は既に約五百八十件に上っている。

2012年1月9日

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