別の社債詐欺で8人逮捕

CS社事件 女性から1500万円詐取容疑

 活動実態のない会社の社債売買を巡る詐欺事件で、グループが別の会社の社債でも詐欺をしていた疑いが強まったとして、県警生活環境課と山形署などは11日、神奈川県葉山町、無職田辺匠被告(29)(詐欺罪で起訴)ら計8人を詐欺容疑で逮捕した。

 田辺被告のほかに逮捕されたのは、首都圏の男女5人(いずれも詐欺罪で起訴)と、埼玉県草加市、無職武田昌敏被告(36)(電磁的公正証書原本不実記録・同供用罪で起訴)、栃木県那須町、アルバイト従業員菊地剛容疑者(63)。

 発表によると、8人は共謀して2010年7月~11年1月、活動実態のないインターネット会社「JUMBO」の社債に関する資料を宮城県の当時71歳の女性に送り、同社員や投資家などに成りすまして社債を購入させ、計1500万円をだまし取った疑い。女性には、「年12%の利息が付く」「上場予定で、株価は2倍になる」などと、うその電話をして勧誘していた。

 「JUMBO」に絡む被害は、東北や九州などの四十数人で約3億5000万円に上るとみられる。

 グループは高齢者らの名簿を使い、社債購入を勧誘する電話をした後、関心を示した人物を対象に、会社の資料を送っていた。

 田辺被告ら首都圏の男女6人は、コールセンター「CSコミュニケーションズ」の社債を巡る詐欺事件でも立件されたが、グループはさらに数件、活動実態のない会社を詐欺に使用していたとみられる。

 捜査関係者によると、さらに指示を出すなどしていた共犯者が複数人いるとみられ、このうち30歳代の男については、指名手配をかけており、県警が行方を追っている。

(2012年1月12日 読売新聞)

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