詐欺:盛岡市職員ら3人を容疑で逮捕 工事代金、不正に水増し /岩手

 07年盛岡市発注の道路工事の代金を市職員と建設会社の従業員が共謀して不正に水増ししたとして、県警捜査2課などは27日、当時市道路建設課主任(現・市上下水道局下水道整備課主査)、大宮幸司(41)▽恵工業従業員、佐藤雅俊(39)▽協積産業従業員、中村克志(44)--3容疑者を詐欺容疑で逮捕した。同日夜、県警は市役所などを家宅捜索した。

 逮捕容疑は07年盛岡市発注の道路工事代金を950万円水増しし、水増し分含む約5880万円を市からだまし取ったとしている。

 同課によると、大宮容疑者は当時、工事の起案担当者だった。入札の結果、恵工業が落札し工事を受注。協積産業は恵工業の下請け会社だった。施工後の08年、追加工事として発注した際、950万円分を水増しした。

 また、大宮容疑者は下請けの協積産業から見返りをうけとっていたとしている。

 27日午後7時ごろ、約20人の捜査員が市役所本庁舎の裏口から続々と入った。捜査員らは4階の会議室に集まった後、関係部署を捜索した。市役所の職員らは驚いた様子で見守っていた。

 同市の白根敬介・上下水道事業管理者は記者会見で「市民に多大な迷惑をかけ、公務に関する信頼を大きく損なった」と謝罪した。【安藤いく子、宮崎隆】

毎日新聞 2012年1月28日 地方版

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