「劇場型」詐欺:複数業者が勧誘 横行、注意呼びかけ--県消費生活センター /熊本

 複数の業者を装って投資熱をあおる「劇場型勧誘詐欺」が県内で増えている。「売り手」の業者が外貨購入などを持ちかけた後、「買い手」の業者が「より高く買い取る」と申し出て購入を勧めるという。県消費生活センターには10年度29件の相談があったが、今年度は1月末で60件。センターは注意を呼び掛けている。

 センターによると、被害者の女性(77)方には、投資会社を名乗る業者から1口13万円で外貨購入を勧めるパンフレットが送られてきた。最初は無視していたが、別の業者から電話で「我々も買いたいがパンフレットがないと買えない。買ってくれたら1口27万円で引き取る」と持ちかけられた。女性は10口契約し130万円を振り込んだが「引き取る」と言っていた業者と連絡が取れなくなった。投資会社に解約を申し出たが「もう解約できない」と告げられた。

 また、別の女性(69)方には「昔、あなたがマルチ商法被害で失った150万円を返金できる。手続きとして関連会社の投資ファンドを5口60万円で買ってほしい」と電話があった。後日、その会社からも電話があったため60万円を出資。しかし最初の業者とはその後連絡が取れず、出資の解約にも応じてもらえなかったという。

 両事案とも、最初の業者と別の業者は同一グループとみられる。センターは「そんなにうまい話はない。きっぱり断ることが大事」と注意を促している。

毎日新聞 2月23日(木)13時45分 

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