富山の母遺体放置:死体遺棄・年金詐取で、2年4月の実刑判決--地裁 /富山

 死亡した母親の遺体を自宅に放置し、その年金や恩給を不正に受け取ったとして、死体遺棄と詐欺の罪に問われた、富山市石金、無職、長谷川陽次被告(59)の判決公判が17日、富山地裁であった。中村仁子裁判官は「近年、死者の年金を不正受給する事案が発生しているのをみると、一般予防の観点から強い非難に値する」として、懲役2年4月(求刑同3年)の実刑判決を言い渡した。

 判決によると、長谷川被告は10年1月中旬ごろ、同居の母(当時88歳)が死亡したのを知ったのに、昨年9月まで自宅1階の縁側に放置。その死亡を隠して10年4月~昨年8月、母親名義の口座に振り込まれた国民年金など計約192万円を不正に受け取った。
 弁護側は死体遺棄罪の成立を争ったが、中村裁判官は「何らの葬祭方法を取っておらず社会通念上、是認されない方法で死体を取り扱った」と成立を認めた。

毎日新聞 2月18日(土)16時16分 

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