振り込め詐欺:昨年都内の被害額、4億円増の36億円 2年連続で増加 /東京

 警視庁は3日、昨年1年間に発生した都内の振り込め詐欺の被害額が前年比約4億円増の36億2192万円に上り、2年連続で増加したと発表した。認知件数は208件減の1563件だったが、犯人が振込額の制限がある現金自動受払機(ATM)を避け、被害者から直接現金を受け取る手口を増やしているとみられ、1件当たりの被害額が増加した。

 警視庁によると、1419件が親族などを装って電話をかける「オレオレ詐欺」で、このうち約半数が被害者から直接現金やキャッシュカードを受け取っていた。被害額の平均は244万円で、前年比46万円の増加。1000万円以上の高額被害も38件あった。

 オレオレ詐欺の被害者は約8割が60歳以上の女性。警察官らが戸別訪問した際に注意喚起した人も多く被害に遭っていた。

 一方、未公開株や社債名目の架空の投資話などを電話で持ち掛け、現金をだまし取る「振り込め類似詐欺」も急増し、被害額は11億1032万円に上った。1000万円以上の被害が約3割を占めていた。【前谷宏】〔都内版〕

毎日新聞 2012年2月4日 地方版

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