富士通と名古屋大学、声の乱れを検出する世界初の技術、振り込め詐欺の撲滅に貢献

 富士通(山本正已社長)と名古屋大学(濵口道成総長)は、3月21日、電話の会話を分析し、通話者の声の乱れを検出する新技術を共同開発したと発表した。

相手の話す内容に、心理的な抑圧を受ける言葉が入っている場合に発生する受信者の声の乱れ(声の大きさと高さ)を自動検出する「世界初の技術」(富士通)。音声認識技術はすでにあるが、会話のなかに含まれる特定のキーワードを検出して声の乱れを発見する技術は、これまで存在しなかったという。 

新技術を搭載した情報システムで通話内容を分析することで、振り込め詐欺の被害を少なくすることができる。振り込め詐欺の通話で行った実験では、90%ほどの確率で声の乱れを検出することができた。今後、携帯電話などを用いた実証実験を、警察庁と名古屋銀行と協力して開始する。 

新技術の開発は、独立行政法人である科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業チーム型研究「共生社会に向けた人間調和型情報技術の構築」の一環として取り組んできた成果。(木村剛士)

 

BCN 3月21日(水)17時12分 元の記事

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