<ETC料金不正>元高速隊員を書類送検へ 兵庫県警

  兵庫県警高速隊に所属していた巡査部長3人が、高速道路のETCの料金計約17万円を不正に免れたとして、県警は23日、電子計算機使用詐欺容疑で神戸地検に書類送検する。上司だった警視3人も、不正を知りながら報告しなかったとして、犯人隠避容疑で書類送検する方針。県警監察官室によると、巡査部長らは「通勤時間を短縮するためにやった」などと供述しているという。

 容疑は、34~43歳の巡査部長3人は高速隊西宮北分駐隊勤務だった05年11月~09年11月、ETC搭載の自家用車で中国自動車道を不正通行し、それぞれ利用料約3000~10万円を支払わなかった、とされる。警視3人は▽元隊長(61)=既に退職▽元副隊長(62)=同▽元隊長補佐(59)=当時は警部。

 監察官室によると、3人は西宮北インターチェンジ(IC)料金所の手前にある専用道路から西日本高速道路会社の施設の駐車場に入り、無断で駐車して同施設近くの西宮北分駐隊に出勤。帰宅時は駐車場から高速道路に入り、往路で進入したインターの最寄りのインターで下り、最短区間の料金しか支払っていなかった。34歳の巡査部長は64回も繰り返し、2人は休日のゴルフでも同じ手口を使っていたという。

 09年12月、西日本高速から高速隊に「不審車が停車している」と報告があり発覚。当時の副隊長らが▽被害弁償すれば告訴を免れることができる▽昇任前の部下や退職前の上司がいた--ことを理由に、県警本部に報告せずに隠蔽(いんぺい)し、巡査部長らにかん口令を敷いていたという。3人は被害金額の3倍を同社に支払っていた。昨年8月、監察官室に匿名の投書があり、調査していた。【山口朋辰】

毎日新聞 3月22日(木)22時43分 

全国対応無料相談深夜・「詐欺かな?」と思ったら、今すぐご相談ください。

携帯サイト

QRコード