「太陽光発電開発で上場」嘘話で1億2600万円詐取 警視庁が捜査

東京都杉並区の70代の無職女性が、実体のない太陽光発電の開発会社の上場話を持ち掛けられ、債券販売名目で計1億2600万円をだまし取られる被害に遭っていたことが3日、警視庁荻窪署への取材で分かった。同署は詐欺容疑で捜査している。

同署によると、5月初旬ごろ、女性方に東京都内で太陽光発電の開発をしているとする会社からパンフレットが送付されてきた。

女性がパンフレットに書かれた電話番号に電話すると、社員を名乗る男から「当社が上場すれば債券の価値が跳ね上がる。債券を購入したら数倍の価格で譲ってほしい」などと持ち掛けられたという。

女性は5月8日~6月1日ごろ、5回にわたってこの会社の「新株予約権付特別優待券」と書かれた書類と引き換えに、計1億円を自宅を訪れた社員を名乗る複数の男に手渡した。

さらに同20日ごろには、社員を名乗る男から「上場話が金融庁の監視委員会にばれたので、預金で持っていると差し押さえられる恐れがある。持っている現金を債権にした方がいい」などと電話があり、2600万円を手渡したという。

直後に会社側と連絡が取れなくなり、不審に思った女性が7月下旬に同署に相談していた。会社には実態がなかったとみられる。

産経新聞 8月3日(金)20時10分

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