住吉会系組長ら4人逮捕 「タイで入院」と療養費詐取容疑

タイの病院に入院したなどと偽り、海外で支払った医療費の一部が支給される国民健康保険の「海外療養費」をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は13日、詐欺の疑いで、指定暴力団住吉会系組長、並木実容疑者(68)=東京都板橋区四葉=ら4人を逮捕した。同課によると、並木容疑者は容疑を認め、他の3人は否認している。

逮捕容疑は、平成21年1~6月、タイの病院に食中毒で入院し、治療を受けたとする嘘の申請書類を東京都や埼玉県内の自治体に提出。海外療養費計約200万円をだまし取ったとしている。

同課によると、海外療養費制度は、海外に滞在中に病気やけがで医療費を支払った場合、帰国後に必要な書類を居住する自治体に提出すれば、治療費の保険負担分が払い戻される。

並木容疑者らは21年1月、タイに渡航していたが、現地で入院した事実はなく、「診療内容明細書」や「領収明細書」を偽造していたという。

同課は今年10月、フィリピンで食中毒になったなどと偽り損害保険会社から海外旅行保険金をだまし取ろうとしたとして、並木容疑者がトップを務める二次団体に所属する住吉会系組長ら5人を詐欺未遂容疑で逮捕。組織ぐるみで治療費や保険金を詐取し資金源にしていたとみて、実態解明を進める。

産経新聞 11月13日(火)12時38分

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