<ペニーオークション>手数料詐欺容疑で逮捕 京都府警など

高額商品を格安で落札できる可能性がある代わりに、入札に参加するごとに手数料がかかる新しいタイプのインターネットオークション「ペニーオークション」サイトで、利用者から手数料をだまし取ったとして、京都、大阪両府警がサイト運営に関わった4人について詐欺容疑で逮捕状を取り、うち3人を7日に逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。残る1人はスマートフォンのデータ抜き取りウイルスの事件で逮捕された男で、再逮捕する方針。ペニーオークションをめぐっては国民生活センターなどに多数の苦情が寄せられているが、詐欺容疑で立件するのは全国初とみられる。

捜査関係者によると、男らはペニーオークションサイトで、一般利用者に落札させる意思もないのに複数回にわたり入札行為をさせ、手数料をだまし取った疑いがもたれている。

国民生活センターによると、ペニーオークションに関する相談件数は09年度に19件だったが、10年度には388件に。「多額の手数料を払ったが落札できない。サクラがいるのではないか」「サイトが突然閉鎖された」などの声が寄せられている。また消費者庁は11年3月、「99%オフ」「激安」などと表示していた一部の業者に「手数料が多額になることがあり、必ずしも著しく安価に入手できるものではない」などとして景品表示法に基づく措置命令を出した。

ペニーオークションは数年前からネット上で広まった。運営者側は、数万円~数十万円のゲーム機や大型テレビ、ブランド品などの新品を出品し、「1円」など破格の値段から入札を募る。利用者はサイトだけで使用できる「ポイント」「コイン」を購入し、入札に参加するたびに手数料を支払う。手数料は1回当たり50~100円程度で返還されない。格安で商品を落札できることもあるが、何度も入札するうちに手数料だけが思わぬ高額になることがあるという。【堀智行、花澤茂人】

毎日新聞 12月7日(金)15時1分配信

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