株取引トラブル装い詐欺 県内最高8830万円被害 栃木

宇都宮東署は27日、宇都宮市の50代女性が、株取引に絡むトラブルを装った男らに8830万円をだまし取られたと明らかにした。詐欺事件として捜査している。県警によると、金融商品などを扱う特殊詐欺の統計を取り始めた平成16年以降、県内では最高の被害額。

 県警の調べによると、昨年12月ごろ、女性の自宅に「あなたが株券を持っている会社が吸収合併される」とするパンフレットが届いた。さらに合併先の会社の担当者を名乗る男から「売却に必要な手数料を払わなくていいようにする」などと電話があり、女性は株売却の手続きを始めた。

 その後、証券協会職員を名乗る男が女性の携帯電話に「不正が発覚した。手数料が払われていない。財産を差し押さえる」と連絡。女性が合併先担当者の男に連絡したところ、「会社の顧問弁護士を紹介する。財産を守るため弁護士事務所に現金を送ってください。お金は後日返す」と指示された。

 女性は同12月25日~今年1月末、6回で計8830万円を同市内の郵便局から指定された住所に郵送したという。担当者と連絡が取れなくなって被害に気付き、同署に届け出た。

 県警によると、女性が未上場株として所有していた株は架空とみられ、株購入そのものが詐欺被害だった可能性もあるとみて調べている。

産経新聞 2月28日(木)7時55分配信

全国対応無料相談深夜・「詐欺かな?」と思ったら、今すぐご相談ください。

携帯サイト

QRコード