「被害届出せない」振り込め詐欺の収益を横取り

 振り込め詐欺など犯罪の収益が入金されるインターネットバンキングの口座から130万円を引き出したとして、大阪府警が、コンサルティング会社経営・鷹田洋行被告(43)(公判中)ら3人を電子計算機使用詐欺などの疑いで逮捕していたことがわかった。

 鷹田被告らは犯罪に使われる口座の調達役だったが、口座にネットバンキング機能を内緒でつけて売り渡し、犯罪収益を「横取り」していた。鷹田被告は「犯罪グループは被害届を出せないと思った」と供述している。

 起訴状などによると、鷹田被告は知人の樋本真人被告(28)(公判中)らと共謀。2月15日、振り込め詐欺など犯罪絡みの入金があるネットバンキングの銀行口座へ不正に接続し、2回にわたって、鷹田被告が管理する樋本被告の口座に130万円を振り込み、だまし取ったなどとされる。

 ネットバンキングはIDとパスワードを入力すれば、キャッシュカードや通帳がなくても入出金できる。捜査関係者によると、鷹田被告は1月、他人名義の口座を犯罪グループに売りさばく「口座屋」の男から、「1口座10万円以上で買い取る」と持ちかけられ、複数の知人らに口座を作らせ、ひそかにネットバンキングにも加入させていた。

読売新聞 9月2日(月)16時48分配信

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