電通子会社から前渡し金詐取=LED会社などを捜索―架空取引50億円超か・警視庁

 大手広告代理店電通の100%子会社「電通ワークス」(東京都中央区)に、発光ダイオード(LED)照明の架空取引を持ち掛け、多額の現金をだまし取った疑いが強まったとして、警視庁組織犯罪対策4課は8日、詐欺容疑でLED開発会社「ワールド・ワイド・エンジニアリング」(同区)など十数カ所を家宅捜索した。  捜査関係者などによると、ワールド社は2009~11年ごろ、電通ワ社に架空のLED取引を持ち掛け、前渡し金などの名目で少なくとも数億円をだまし取った疑いが持たれている。  ワールド社への前渡し金の一部は暴力団関係者に流れた可能性もあり、同課が背後関係を詳しく調べる。ワールド社の社長は7日、時事通信の取材に「架空取引を持ち掛けた覚えはない」などと話した。  電通ワ社はLEDの取り付け工事などを受注し、LEDの製造・開発をワールド社に発注。製品の納品前の段階で発注額の半額程度を前渡し金として支払っていた。しかし、11年3月に受注先業者からの支払いが滞り、10年度だけで十数億円の未収金が発生。その後の内部調査で、受注先十数社とワールド社が結託していたとみられる50億円超の架空取引に巻き込まれていたことが発覚した。

時事通信 11月8日(金)9時59分

全国対応無料相談深夜・「詐欺かな?」と思ったら、今すぐご相談ください。

携帯サイト

QRコード