「酔客とけんか」と示談金詐欺…全員グルだった

 仲間に見知らぬ酔客を装わせてバーでけんかになったふりをし、一緒にいた別の友人の男性(28)に「示談金の一部を負担してほしい」と持ちかけて45万円をだまし取ったとして、大阪府警港署が、職業不詳の国田功容疑者(28)(大阪府箕面市)ら3人を詐欺容疑で逮捕していたことが、捜査関係者への取材でわかった。

 国田容疑者以外の逮捕者2人は男性と面識がなく、酔客のほか、仲裁役を演じていた。男性が後日、酔客の名前をフェイスブックで検索して関係性を知り、「全員グルだった」と同署に相談、事件が発覚した。

 捜査関係者によると、昨年2月1日夜、国田容疑者が、無職田ノ上力也容疑者(29)(大阪市港区)に呼ばれたことにして、男性を誘って大阪市内のバーに来店。3人で飲んでいたところ、酔客役の職業不詳・寺農一輝容疑者(27)(同市鶴見区)が「ひじが当たった」と男性に文句を言い、国田容疑者が「連れに因縁をつけた」と立腹して寺農容疑者を殴るふりをした。

 田ノ上容疑者がその場を収めた形にしたうえで、翌2日、「示談交渉をする」と偽って4人で会う場を設定。寺農容疑者が慰謝料500万円を要求し、逮捕者3人は、男性にうち45万円を出させ、詐取した疑い。

 この際、寺農容疑者は偽名を使っていたが、男性が後日、ふとフェイスブックで検索すると、その偽名で登録があり、さらに、国田容疑者らが「友達」登録されていることが判明した。

 同署は3人を22日に逮捕。いずれも容疑を認めている。国田容疑者と男性は高校時代からの友人で、同署は動機などを詳しく調べる。

読売新聞 1月25日(土)14時45分配信 

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