還付金詐欺が多発 前年の3倍ペース 県警が注意喚起 兵庫

 「医療費の還付金がある」と持ちかけ、ATM(現金自動預払機)の操作を指示して現金を振り込ませる詐欺事件が、今年に入り県内で多発している。29日現在で14件(被害総額約940万円)と、前年同期(4件)の3倍のペースで推移。県警は「『ATMへ行って』は詐欺。不審な電話はまず相談を」と注意を呼びかけている。

 県警生活安全企画課によると、25年の還付金詐欺被害件数は、前年の約3倍となる107件(同約1億600万円)。25年10月以降はゼロだったが、今月22日から再発し始めた。神戸、宝塚、芦屋、明石、小野、加古川、相生の各市で発生しており、主に高齢者が狙われている。手口は、犯人が電話で、市役所や旧社会保険事務所の職員を名乗って「還付金がある。携帯電話とカードを持ち、ATMへ行って」と指示。携帯で通話しながら被害者にATMで指示通り数字を入力させ、現金をだまし取る。

 還付金詐欺とみられる不審な電話は、今年に入り50件以上発生。銀行員らが被害に遭う直前で防いだ事例もあった。中には「『振込』は相手から金が振り込まれるボタン」と誤解する高齢者もいたという。

 県警の担当者は「還付金は申請なしではもらえず、必ず通知書が届く。甘い話にはだまされないように」と話している。

産経新聞 1月31日(金)7時55分配信 元の記事

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