「宝くじ当たる」と電話…越谷の女性、7370万円詐欺被害

 9日午後2時50分ごろ、越谷市内の無職女性(55)から「現金約7370万円をだまし取られた」と越谷署に届け出があった。

 同署によると、3月20日ごらから5月2日にかけて、情報会社の社員を名乗る男から「宝くじの当せんを代行している会社です。会員になれば1等も思いのままです。会員になるにはお金が必要です。当たりの30%はこちらでもらい、残りはあなたのものです。これから何億というお金があなたに当たりますので、報奨金費用としてお金を支払ってください」と電話があった。

 男はすでに発表されている宝くじ「ロト6」の当せん番号を悪用し、女性に「これから1等の当せん番号を言います。明日、ガイダンス(当せん番号電話案内)で確認してみてください」と伝えた。

 ロト6を買ったことのなかった女性はガイダンスで番号を確認すると、男の言った通りだったため、男の話を信じ、金融機関から「土地を買う」と言って預金を引き出したり、一部を借り入れたりして現金を用意。3月26日から4月15日にかけて4回にわたり、越谷市内や東京都内で男に計約6690万円を手渡した。さらに4月21、28日には、現金約680万円を指定された宛先に郵送した。

 その後、女性は男と連絡がつかなくなったため、今月9日に会社の所在地に行ったところ、「そのような人間はいない」と言われ、だまされたことに気付いた。現金を手渡した男は2人で、1人は25歳前後、もう1人は30代でいずれもスーツ姿で痩せ形だった。同署は詐欺事件として調べている。

埼玉新聞 5月10日(土)22時56分配信

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