「だまされたふり」で容疑者逮捕 越前署、模造の300万円郵送し

 息子をかたって福井県越前市内の女性から現金をだまし取ろうとしたとして、越前署と福井県警捜査2課は1日、詐欺未遂の疑いで東京都板橋区、自称会社員竹浪弘容疑者(42)を31日に逮捕したと発表した。同署などが女性と連携して「だまされたふり」をして逮捕につなげた。

 逮捕容疑は10月28日夜、越前市の70代無職女性に「株購入をめぐって会社の金を使い込み、穴埋めが必要になった」と電話で持ち掛け、現金300万円を郵便局から小包で発送させ、だまし取ろうとした疑い。

 越前署によると、女性は県外在住の息子に電話で事実関係を確認し、同日中に同署に相談。29日に模擬紙幣を入れた小包を竹浪容疑者が指定した東京都目黒区内のアパートに郵送し、同容疑者が小包を受け取ったところを張り込んでいた同署員らが職務質問した。

 同容疑者は「荷物が届いたら受け取ってほしいといわれただけ」と容疑を否認している。

 同署などはグループによる犯行とみて調べている。県内では同様の手口の「オレオレ詐欺」被害が相次いでいる。

福井新聞ONLINE 11月2日(日)8時14分配信

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