「老人ホーム入所権当選」詐欺頻発 静岡県内6件

  「老人ホームに入所する権利が当選した」「不要なら権利を売ってほしい」といった文句で高齢者に電話をかけ、現金の要求につなげる詐欺事件が今年、静岡県内で頻発している。県警は4月末までに6件(計3300万円)の被害を確認し、送金直前に金融機関職員らが気づいて止めた事例も8件把握した。

◇未遂も8件 県警注意呼び掛け
 富士市で4月に起きた事件では、女性宅に「市内に老人ホームができる。あなたに入所の権利がある」と業者を名乗る男から電話があった。女性が不要だと断ると、権利を譲るよう求められた。依頼に応じたつもりはなかったのに、後日別の男から「名義貸しは違法。裁判にならないように現金が必要」などと脅しの電話があり、女性は500万円を渡した。
 菊川市では1月、女性宅に「入所の権利が当たった」と電話が来た。直後に「あなたは既に契約済み。解約には200万円必要」などと再び電話があり、女性は現金を用意しかけたが、金融機関の職員が詐欺と見破った。
 県警は、施設への入所待機者が増加する中、高齢者の関心に付け込もうとする詐欺とみている。静岡市高齢者福祉課は「入所の権利が売買されることはない。入所を申し込んでいない施設からの連絡は疑ってほしい」としている。

@S[アットエス] by 静岡新聞 5月3日(日)7時42分配信 元の記事

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