振り込め詐欺、過去最悪=上半期182億円被害―刑法犯は「戦後最少水準」・警察庁

 今年上半期(1~6月)に全国の警察が把握した「振り込め詐欺」の被害額が182億円余りとなり、過去最悪だった2008年上半期の約167億円を上回ったことが16日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。
 「おれおれ詐欺」と「架空請求詐欺」が増え続け、全体を押し上げている。
 一方、刑法犯全体の認知件数は53万9009件で、昨年同期より9%減少。「戦後最少に迫る水準」(同庁幹部)となっている。
 振り込め詐欺の被害額は182億5381万円だった。キャッシュカードをだまし取られて現金を引き出された分は未計上だが、それでも昨年上半期の確定値より20億円増加。5年連続で増え、統計を始めた04年以降の最多となった。
 手口別の内訳は、子や孫の危機を演出する「おれおれ詐欺」が約84億円で過去2番目に多く、偽の投資話を持ち掛けるなどの「架空請求詐欺」は過去最多の約83億円。「還付金詐欺」は約12億円、「融資保証金詐欺」は約3億円だった。
 刑法犯の認知件数は昨年上半期より約5万2000件少なく、13年連続で減少。上半期の統計が残る1989年以降の最少となった。通年の認知件数は14年が約121万件だったため、この水準で推移すれば、戦後最少だった73年の約119万件を下回る見通しだ。

時事通信 7月16日(木)10時7分配信 元の記事

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