<劇場型振り込め>独居の81歳女性1億2000万円被害

 兵庫県警は4日、神戸市須磨区の1人暮らしの無職女性(81)が、名簿削除などの名目で約1億2000万円をだまし取られる振り込め詐欺事件があったと発表した。県職員や裁判官を名乗る男らが次々と電話をかける「劇場型」と呼ばれる手口で、女性は11回にわたって現金を宅配便で送ったという。

 県警須磨署によると今年1月、女性宅に県職員を名乗る男から「あなたの名前が健康食品会社に登録されている。削除しませんか」と電話があった。

 女性は男が伝えてきた「福祉のボランティア」に電話で削除の相談をした。その後、会社員や裁判官を名乗る男らから毎日のように電話があり、「あなたがやったのは名義貸しで犯罪」「逮捕されたくなければ現金がいる」などと要求されたという。

 女性は2~6月、神奈川や長崎、滋賀県の個人宛てなど指定された送付先に、1回につき500万~2000万円を銀行から下ろして宅配便で送った。「解決できたら10月末に返す」と言われたが返金がなかったという。【五十嵐朋子】

毎日新聞 11月4日(水)21時30分配信 元の記事

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