30代女性がなりすまし「2500万円」被害 サイトの利用料名目

 南相馬市の30代無職女性がインターネットサイトの利用料名目で現金約2500万円をだまし取られていたことが16日、南相馬署への取材で分かった。同署は「なりすまし詐欺」事件として調べている。県警によると、2500万円の被害は、県内で今年発生したなりすまし詐欺被害で最悪。

 同署によると、女性の携帯電話に昨年12月19日、都内のリサーチ会社名で「ポータルサイト運営会社から料金滞納者の身辺調査を依頼された」とし、「利用登録がされた後、無料期間中に退会処理が行われておらず延滞料金などが発生している。訴訟準備中なので、早期解決のため連絡してほしい」と求めるメールが届いた。女性がメールの連絡先に電話すると、リサーチ会社の社員を名乗る男から和解金や調停費用、裁判費用、弁護士費用などを請求されたという。

 同署によると、女性は同日から同月28日にかけて指定された都内の住所に宅配便で4回現金を送金し、指定された銀行口座にも市内の金融機関から1回現金を振り込んだという。女性は年明け以降も男と事務的な連絡を取っていたが、1月末以降に連絡が取れなくなったことから不審に思い、同署に相談して被害が判明した。

 福島では650万円、息子装う電話

 16日午前8時ごろ、福島市の60代男性から「妻が息子を名乗る男から650万円をだまし取られた」と110番通報があった。福島署は「なりすまし詐欺」事件とみて調べている。

 同署によると、15日午後0時30分ごろ、60代の夫婦方に息子を名乗る男から電話があり、電話に出た妻に男が「アルバイト先の先輩の3800万円の小切手などが入ったかばんがなくなった。今日中に現金が必要。2500万円は用意できたが、残りを用意できないか」などと話した。

 夫婦は男の話を信じて「650万円しか用意できない」と答えた後、夫が市内の郵便局などから現金650万円を引き出した。その後、男から再び電話があり「東京までお金を届けてほしい。俺の代わりに男の先輩がバイクで取りに行く」などと、受け渡し場所に都内の公園を指定された。妻が新幹線で東京に向かい、同日同7時ごろ、公園に現れた男に現金を手渡したという。

 妻が16日に関東地方に住む息子に会い確認して被害に気付き、妻から知らせを受けた夫が通報した。

福島民友新聞 2月17日(水)8時47分配信 元の記事

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