<詐欺容疑>三井住友銀の元副支店長逮捕 被害計11億円か

 ◇大森支店 外貨取引のオンラインシステムを不正操作

 外貨取引のオンラインシステムを不正に操作して三井住友銀行から約1億9000万円をだまし取ったとして警視庁捜査2課は12日、同行大森支店(東京都大田区)の元副支店長、南橋浩容疑者(54)=新宿区下落合2=を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕した。2007年ごろから同様の手口で計約11億円を詐取していた疑いがあるとして、同課が経緯を調べる。

 逮捕容疑は昨年11月~今年6月、外貨取引のオンラインシステムを不正に操作し、十数回にわたって約166万米ドル(約1億9000万円)を詐取したとしている。「間違いありません」と容疑を認めているという。

 同課によると、南橋容疑者は成城支店(世田谷区)の課長だった07年ごろに不正を始めた。同行に開設した架空の会社名義の口座を使ってドルを購入する際、オンラインシステムに水増しした購入金額を入力する手口で、これまでに計約11億円をだまし取っていたとみられる。

 当初は借金の返済が目的だったが、詐取金は子供の教育費や女性との交際費にも充てていたという。

 同行によると不正は税務調査で今年6月に発覚。内部調査で「遊興費に使うために借金をしていた」と不正を認めたため、7月に懲戒解雇し、9月に警視庁に刑事告訴した。

 南橋容疑者は同僚に知られずにシステムを操作する権限があり、長年にわたり不正が発覚しない原因になったとみられるという。

 同行広報部は「本件を厳粛に受け止め、深く反省するとともに、顧客や関係者に心からおわびします。全行を挙げて再発防止に取り組んでいきます」とのコメントを発表した。【宮崎隆、黒川晋史】

毎日新聞 10月12日(水)13時6分配信 元の記事

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