携帯つなぎ、ATM操作指示…還付金詐欺が急増

 市役所職員などを装い、医療費や保険料の還付があるとかたって現金をだまし取る「還付金詐欺」の被害が愛知、神奈川、大阪などの大都市圏を中心に再び、急増している。

 16府県で被害件数が昨年の倍以上に増え、11月末の全国の被害額は前年の約1・7倍の38億8000万円に達した。手口は10年前とほぼ同じだが、高齢者を中心に信じ込む人が多く、警察庁は注意を呼びかけている。

 「市役所年金課です。医療費払い戻しの連絡です。平成23~26年度の見直しが行われ、3万8000円が払い戻しになります。後で銀行から電話があります」

 警視庁が9月に摘発した詐欺グループは電話で、高齢者にこう持ちかけていた。10分後、銀行員を名乗る男が近くの現金自動預け払い機(ATM)に誘導し、携帯電話をつなげたまま操作を指示。高齢者は言われる通りATMにキャッシュカードを入れ、還付手続きと勘違いしたまま、自分の口座から犯人グループの口座への送金操作をさせられた。

読売新聞 2016/12/31(土) 9:14配信 元の記事

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