要求発言なくても罪成立=振り込め詐欺、男に有罪―最高裁

振り込め詐欺で受け取り役を務め、詐欺未遂罪に問われた男(21)=愛知県阿久比町=の上告審で、最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)は22日、現金を要求する直接的な発言がなくても、交付につながる内容であれば罪は成立するとの判断を示した。

 その上で、無罪とした二審の東京高裁判決を破棄。懲役2年4月の実刑とした一審長野地裁判決が確定する。

 判決によると、詐欺グループは2016年6月、長野市内の高齢女性に警察官を装う電話をかけて銀行口座から現金を引き出させ、男は女性宅へ受け取りに向かったところを逮捕された。

 第1小法廷は、詐欺グループの「銀行に今すぐ行って全部下ろした方がいい」などの発言について、男に現金を渡させることにつながり、危険性を高める内容だったと指摘。直接要求する文言がなくても、罪は成立すると判断した。

 東京高裁は、財物の交付を求めた発言とは言えないなどとして、一審判決を破棄し、逆転無罪を言い渡していた。 

時事通信社 3/22(木) 19:40配信 元の記事

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